2017年の個人的ベストアルバム第9位は?「Divide」
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2017年も残りわずかになりました、ということで
私が今年聞いたアルバムを厳選してピックアップ
上位20枚の作品を勝手にランキングして
カウントダウンで紹介、今回の作品は9位です。
Ed Sheeran「Divide」
発売日は2017年3月3日
評価は☆☆☆☆
1.「Eraser」評価は☆☆☆☆
イントロこそアコギ一本だが、低音が強調されているように感じ
ズシリとした手応えの曲である。
そのせいか、シリアスなムードが曲全体を支配している。
歌ははじめ、スポークンワードのような語りだが
徐々にフロウへ変わっていく展開がカッコよく
サビではヴォーカルグループのような
ファルセットっと様々な歌唱を披露してくれる。
しかもアコギのリフを弾きながら歌ってんの?ムリゲーだわ。
2.「Castle in the Hill」評価は☆☆☆
全編で鳴っているギターが高揚感を煽る軽快なロックナンバー。
サビの力強いメロディーや絞り出すような歌い方が
アメリカのバンドぽい、広がりのあるサウンドが意外に新鮮。
PVのようにドライブは当然、ランニングのお供にも最適な一曲である。
3.「Dive」評価は☆☆☆☆☆
異常に生々しい音と声だが一発録り?
コーラス部分での歌唱とジャリッとしたギターの音色で
ただでさえ高揚感が半端ないのにサビ前の
「10000 rocks~」の語感とメロディーが気持ち良すぎる。
エレキギターのソロもあくまで弾きすぎず程よいアクセントに。
4.「Shape of You」評価は☆☆☆☆
前の曲と続けて聞くと両者が一層映える神展開で
曲の雰囲気と音色が何となくSTINGに似ていて名曲感が凄い。
シンプルな演奏だが歌詞を短く切りながら跳ねる歌(言葉)の
語感と打楽器類のコンビネーションが気持ちよく
サビのメロディーはR&B風でハイセンスさもチラッと覗かせる。
しかしPVはあれでよかったのか?未だに意味不明なんだが・・・。
5.「Perfect」評価は☆☆☆☆
優しいメロディーが染み入るようなスローバラードで
甘々な歌詞を情感たっぷりに歌い上げている。
サビでの発声がたまらん、さらにドラマチックさをプラスするのに、
お約束のストリングスが導入され曲を盛り上げている。
恋人は完璧で最高だと讃える内容になっており
結婚式とかで流れてそうな一曲に仕上がっている。
6.「Galway Girl」評価は☆☆☆
ヴァース部分はなめらかで歯切れのいいいラップで
アイリッシュなサウンドがかなりのインパクトを放っている。
陳腐だがタイタニック号でのダンスシーンを思い出した
と思ったていたらPVでもやってましたね、定番なんだ・・・。
タイトルのGalwayはアイルランド西部の都市の名前なんだって
Goalwayって、てっきり彼女を落とすことが
ゴールみたいな感じの曲だと思ってたよ、乙。
7.「Happier」評価は☆☆☆
呟くようなトーンで歌う声がやけに沁みるヴァース部と
いやでも高揚感が高まるメロディーを歌い上げる声との
コントラストが効いているバラードである。
間奏部のドラマチックさはやや大げさすぎるか・・・。
8.「New Man」評価は☆☆☆
スクラッチが入ったりと彼流のヒップホップナンバー?
心地よいリラックスしたギターのループが気持ちいい
曲の後半で「ティルリル~~」いってる
チープな音が気になってしかたないんだが一体何?
9.「Hearts Don’t Break Around Here」評価は☆☆☆☆
弾き語りのようにつま弾かれるギターと
優しいメロディーと優しい歌とシンプルながら
彼らしい魅力が詰まった一曲。
重ねられるギターや鍵盤の音色も美しく
ずっと聞いていられる良曲だ。
10.「What Do I Know?」評価は☆☆☆☆
リラックスした雰囲気で、すぐそばで歌っているかのような音像
軽快なギターと歌が心地よく、人懐こいメロディーが沁みる
癒される一曲だが同時に一緒に歌いたくもある。
11.「How Would You Feel」評価は☆☆☆☆
序盤はピアノをバックに弾き語りの様相だが
ギターの弾き語りと遜色ない出来で恐ろしく
少ない音数がメロディーの良さを引き立てている。
また、ピアノを軸に少し寂しさを感じるメロディーの曲だが
妙にに色気のあるムーディーな曲になっている。
ギターソロの音色はサンタナを彷彿させる様な
エロい音であるのが何気にポイント高し。
12.「Supermarket Flowers」評価は☆☆☆
この曲こそピアノ弾き語りであり
静謐で神々しさすらある讃美歌の様な
美しい曲でうっとりしてしまう。
13.「Barcelona」評価は☆☆☆
タイトルにあるようにスパニッシュな雰囲気を
感じさせるギターの音色とプレイにリラックスしたムードで
本編とは全然違う時間軸に居る様で
休日にお祭りに紛れ込んだような音である。
14.「Bibia Bi Ye Ye」評価は☆☆☆
トロピカルな雰囲気で前の曲と同じように続けて聞くと
まるでバカンスに行った気分になる?PVを見たらなおさらである。
ハイポジションで弾かれる躍動感のあるギターが結構クセになる曲。
15.「Nancy Mulligan」評価は☆☆☆
ここでアイリッシュなサウンドが再登場である。
この曲の方がよりアイリッシュ成分が高めで
港近くの酒場とかで流れていそう。
そのためか若干酔いどれ感が出ている気もするし
手拍子や周りのガヤも臨場感たっぷりで楽しい曲。
16.「Save Myself」評価は☆☆☆
これまた二枚目なイントロである。
シンプルなピアノに合わせて
切れ切れに言葉を吐く声がカッコイイ。
こんなにキチンと幕を下ろす感じの曲は
久しぶりに聞いた気がするし、
アルバム1枚聞いた後の満足感にひたれる。
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