2017年の個人的ベストアルバム第20位は? | D2通信

2017年の個人的ベストアルバム第20位は?

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2017年も残るは12月だけとなり

そろそろ2017年を振り返る時期でしょうか。

つ~ことで、2017年によく聞いたアルバムを

20枚に厳選してレビュー、まずは20位から!

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富田ラボ「Superfine」

発売日は2016年11月30日

評価は☆☆☆☆

 

いきなり去年の作品で恐縮だが、ここに入れても大丈夫ですよね?

一応順位は最下位にしておきますのでご容赦下さい。

TVだかPCだか忘れたが、レコーディング風景が流れるPV?

を見たのが初見だと思う。(早くも記憶があいまい・・・)

・SuchmosのYONCE

・水曜日のカンパネラのコムアイ

・藤原さくら(ドラマで知りました・・・)

と旬な客演が目を引き、実際自分もそこに釣られたわけだがww

さすが「ポップマエストロ」と称されるだけあり、耳触りのいい作品で

何杯も”おかわり”できてしまうし、聞き飽きないところが恐ろしい。

収録曲が少な目(実質8曲)であるが収録曲はどれもハイクォリティーである。

(一曲目と最後のインスト曲はレビュー対象外とする)

 



 

「Radio体操ガール」 評価☆☆☆☆☆

YONCE参加のアルバムの2曲目

各楽器陣がリズムを刻むことを競い合っているような躍動的な楽曲。

まずは、耳にひっかかる”ディギディンディーダンダン~”の

変なリリックのギミックにやられること間違い無し。

舌を噛みそうで難易度の高そうな歌詞を歯切れよく歌い

しかも、楽器にも埋もれないYONCEの声よ!

とにかく気持ちのいい一曲で朝に聞きたい一品。

 

「富田魚店」 評価☆☆☆☆

コムアイ参加の3曲目、

イントロは意外にも不穏な感じだが歌やブラスが入ってきて

次第にポップになる展開の曲で前の曲と陸続きな雰囲気がある。

これまた魚の名前を連呼する珍妙なリリックと相まって

奇天烈な仕上がりも水カンと親和性が高い一品である。

”どこの店よりネタが新鮮~富田魚店”曲の一節だが

旬の若いアーティスト=新鮮なネタってところですかね?

富田魚店恐るべし!第2弾も是非やってほしいもんである。

 

「荒川小景」 評価☆☆☆☆

アルバムの4曲目に招聘されたのは坂本真綾である。

恥ずかしながらこの作品で彼女を知りましたが

声も容姿も清楚というか透明感がありますなぁ。

イントロから既にいい感じの曲の雰囲気が漂っていて

もやのかかった様な鍵盤のサウンドスケープでゆったりまったり。

前の2曲がドタバタしていたのもあり、このゆったりした感じが

最高でここにスローな曲を配置してくる絶妙な展開が素晴らしい。

YONCE、コムアイ、坂本真綾の3連コンボが秀逸すぎる。

 

「ふたりは空気の底に」 評価☆☆☆☆

5曲目に召喚されたのは、なんとあのCEROの高木晶平!

しかし、富田氏の人選がいちいちヤバいですな。

この曲は、音が恐ろしく格好いい、フレーズもいいし

楽器陣が一斉に塊で攻めてくる感じがとにかく気持ちいい。

主張しすぎない高木晶平もグッジョブb

 

「Bite My Nails」 評価☆☆☆

この曲では藤原さくらをフューチャー。

荒川小景と同じくゆったりした曲だがこちらは

ひとつひとつの音をしっかりと聞かせるような

輪郭のはっきりしたサウンドにストリングスで優雅さもプラス。

ハスキーでささやくような優しい歌声、後半では力強ささえも!

メロディーの美しさに彼女の声が加わると儚さも感じられる。

 

「鼓動」 評価☆☆☆

この曲に招かれたのは城戸あき子(CICADA)

彼女はたまたま知っていたが知名度はあまりないのでは?

なかなか独特な世界観をもったバンドのVo.だが、本当にどういう人選?

導入部の30秒ぐらいは緊張感があるサウンドで

グニャグニャいってる音とフルートがアクセントになっている

全体的には鍵盤、ドラムが目立ちJAZZぽい印象もあるが?

最後のコーラスとインプロみたいな演奏でプリミティブな雰囲気も。

 

「雪の街」 評価☆☆☆

この曲では安倍勇磨(never young beach)が呼ばれている。

彼は他の男性Vo.とは違う声質で最も低い歌声を聞かせてくれる。

サウンド面はジャクソン5のABCみたいなギターの音色

ハンドクラップやホーンがアクセントになっている。

あと気になるのがつんのめった様に演奏される

サビ前の転調部分でのタメ?なんていうの?格好いいんですけど!

この曲も後半の演奏の盛り上がりがやはりJAZZぽい感じだ。

 

「笑ってリグレット」 評価☆☆

最後のFeat.はAKIO

声質はYONCEに似ていて歌い方がポルノのVo.みたいだ。

まず耳がいくのはピコピコ鳴る電子音やベースの音で

他の収録曲とは全然違うサウンドになっていてある意味異様だ。

最後の最後にこの曲を持ってきた真意は?

 

冒頭の3連コンボを超えるインパクトが後半にはなく

全体としては尻すぼみな印象が残ってしまっているのが

残念で、この点をマイナス評価にしました。

とは言え、恐るべき彗眼でバラエティー豊かな人選のVo.。

収録曲すべての楽器の音色と音の配置が素晴らしく

どの曲にもハッとさせられるフレーズが入っているので

さらっと流すにも聴き込むのにも対応している聞きごたえ十分な作品である。


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