ベルギーに勝てる?デ・ブルイネとナインゴランが嫌すぎる!
Sponsord Link
欧州遠征1発目のブラジル戦、前半は攻守ともに見せ場もなく3失点
後半はセットプレーからの得点があったとはいえスコアでリードしている
ブラジルは、もはや本気モードではなく、まさに完敗といった感じでした
ブラジルは強いから、優勝候補だから・・・って
ベルギーも恐ろしく強いし、相性悪そうなんですけど(泣)
どうやったら勝てそうか考えてみた。
日本代表の戦績
勝利に必要な条件は?
クリアすべき問題は2つ
・得点する
・失点しない
この問題を現代表で考えてみると
戦績が32試合19勝8分け5敗
総得点は78で1試合の平均は2.44
総失点は25で1試合の平均が0.78
あくまで数字だけで考えるならば
平均失点が”1”に満たないということは
2ゴール上げれば勝率はグッと上がるはずである
もしくは失点をさらに下げるかだがちょっと現実味にかける
日本代表は常に得点力不足というイメージだが
思っていたより得点が取れているのには驚いた
また無得点で終わった試合はたったの2試合だけである
ただ4点以上の大差での試合が8試合もあるので
これを除くと総得点が38と半分以下になり
平均得点が1.58と1点近く落ちるのが気にはなる
また、負けた試合のスコアを見てみると
1-2 VS 北朝鮮
1-2 VS ボスニア・ヘルツゴビナ
1-2 VS UAE
0-1 VS サウジアラビア
1-3 VS ブラジル
負けた試合での平均失点は”2”と倍以上になっていて
得点の平均も”0.8”と平均の数字を大幅に下回っている
日本代表の戦術
かつての日本代表は
攻撃の基盤は選手感の距離をコンパクトに保ち
ショートパス主体でコンビネーションで崩していた
守備の局面では前線からプレスをかけて高い位置で
ボールを奪う攻守の切り替えの早さを武器にしていた
特徴があり、攻守が噛み合った試合は見応えがあった
しかし、運動量が要求されるスタイルなので
フィジカルコンディション次第で好・不調の波が激しいのが欠点
それでは、現代表は?
守備面では今や世界標準となった前線からのプレスからのカウンター
ホジッチ監督就任前と比べても極端に変わった部分はないが
攻撃面ではショートパスよりも前線にボールを当てて起点をつくり
主にサイドから少ない手数で得点することにより重きを置いている
ブラジル戦の前半では両サイドの攻撃的な役割を担うウイングが
ブラジルの攻撃陣に押し込まれ下がり目の位置取りをしていたため
実質1トップになり前線で孤立していたので攻撃の起点となることは
できなかった、またボールを上手く収めることができても周りの選手と
距離があったため次の展開にはつながらずゴールが遠かった
ボールを奪って縦パスというやり方では1トップが孤立すると
的がひとつしかないため非常に守りやすく
サイドから攻めようとしても攻撃をスタートする位置が低いので
相手も帰陣する時間があり守備をする体制が整えられるため
チャンスが生まれないのも当然という感じだった
ベルギー攻撃陣と対策
ベルギー攻撃陣もブラジルと比べても全く遜色ないどころか
日本代表にとっては、よりやり辛い相手ではないだろうか?
ここからはベルギー代表について見ていこうと思う
前回のW杯から顔ぶれは殆ど変わってないものの
経験値を挙げ、それぞれがクラブの中心選手になっている
その中でも特に注意しなければならない選手を2人紹介する
ルカク(マンチェスター・U)

【特徴】
・身体の強さを活かしたポストプレーと空中戦
・大柄な体格の割に水準以上なスピード
・シュート技術やテクニックも水準以上
【対策】
いずれの場面でも対等に渡り合えるセンターバックがいないため
1対1の局面やフィジカル面が強く出るような真っ向勝負は
できる限り減らしていく
【課題】
セットプレー時はフィジカル勝負が出やすいので要注意
1対1は避けたいが人数を割きすぎると他の選手のケアができない
デ・ブルイネ(マンチェスター・C)

【特徴】
・スペースを見つける視野の広さ
・キック精度の高さ、多彩なパスの種類
・ゴールへ向かうシンプルながら効果的なプレー
【対策】
パスを出すセンスが凄いがパスの受け手としても非常に優秀なので
余裕がある状態でボールを持たしてはならないのは勿論
常に彼のポジショニングには気をつける必要がある
特にセンターサークル付近からのスルーパスに注意!
【課題】
やはり、ここでも問題になるのがセットプレーである
プレッシャーをかけられない状態での高精度のパスは
空中戦の強い選手にピンポイントで合わせてくるので脅威だ
また高精度のキックで直接ゴールを狙ってくることもあるし
スペースを見つける能力がハンパないのでドリブルが出来る
スペースが空いてればそこを突いてくるわで独力でもゴールを
こじ開ける力を持ち非常に厄介な存在だ
今回はこの2選手を要注意人物に挙げたがアザールは?・・・
他にも凄腕がゴロゴロしているので有名どころをさらっと触れておこう
アザール(チェルシー)

本家より波があるものの好調時はメッシと肩を並べると称される選手
左サイドを主戦場としているが、ルカクと2トップを組むこともあり
前掛かりに攻めなくては得点することが難しい日本代表としては
カウンターに十分注意しなくてはならない・・・
デ・ブライネもいるし、2トップだけでカウンターが十分成立しそう
プレースタイルは重心の低いスピードに乗ったドリブルで
ペナルティーエリアに侵入、シュートだけでなくパスもあるので要注意
メルテンス(ナポリ)
豊富な運動量でスペースをつくり守備陣形を乱し、周囲との連携や
鋭い裏への飛び出しなどでスルーパスに反応し得点に絡む
カラスコ(A・マドリー)
多彩なドリブルでサイドを突破する打開力は
アザールにもひけをとらず豊富な運動量で守備もする
バチュアイ(チェルシー)
ルカクと比べると怖さは減るが優れたゴール嗅覚をもち
少ない出場時間でも結果を残している高い決定力の持ち主
今更システムの変更をしてもいいことはないと思うが
スピードのある選手が多いのでそこは修正する必要があるのでは?
また強力な攻撃陣を完封するのは、ほぼ不可能だと思うので
相手が嫌がるほどプレスを繰り返し、極力前線にいいボールを供給させない
失点を恐れず高い位置でプレーし、メキシコ戦のように打ち合いの展開に
持ち込めるかがキーポイントになる。
ベルギー守備陣
攻撃陣に比べると守備的な選手の性能はマイルドだが
守護神クルトワは穴がない世界でも有数の実力者であり
ベルギーの守備ユニットも決して簡単な相手ではない
また守備的な選手であってもパス精度など攻撃に携わる
能力は高く、後方からのロングレンジのパスにも注意が必要である
最終ラインは高さがあるので空中戦には強いが
加速性能で劣っているので、そこを突いた攻撃が有効だ
ドリブル突破やワンツーなどの早いコンビネーション
サイドからのスピードのあるグラウンダーのクロスなどで攻めたい
また最終ラインの裏のスペースを狙ったスルーパスも有効なので
ラインをどこまで上げさせられることができるかがポイントだ
逆にがっつり自陣に引かれてカウンターを狙われると難しい展開になる
最後にベルギーの中盤の選手を一人紹介しておこう
監督と確執があるとかないとか言われていて代表に呼ばれていなかったが
彼がいるといないでは別のチームというぐらい強烈な選手である
怪我したらしいので、できれば日本戦では出てきてほしくない選手の1人だ
ナインゴラン(ローマ)

ベルギーは前線の選手があまり守備をしないため得点力はあるが
最終ラインは安定しているのに失点もそれなりに多いチームである
彼は闘争心旺盛というか好戦的というか、ベルギー代表では異質な存在だが
高いフィジカルを活かしてのタックルなどでボールを奪取する能力が高く
ボールを奪ったあとの攻め上がりや前線へのボールの供給など
攻守の切り換えも早い、また強烈なミドルレンジのシュートも
備えているため、中盤でやってほしい役割をすべて叶えてくれる存在だ
さいごに
なぜか日本代表に勝ったことがないベルギー代表だが
今回はW杯優勝も狙えるメンバーがそろっているだけに
親善試合とはいえガチで結果を求めてくるだろう
しかし日本の攻撃陣は相性が悪くないとは思う
ブラジル戦では上手く機能しなかった前線からのプレスが
はまり先取点を取られなければ・・・
金星を挙げることができるかもしれない
Sponsord Link