ラブリーサマーちゃんって何者？代表曲や音楽性を探ってみた
Sponsord Link
あぶらだこ、筋肉少女帯
神聖かまってちゃん、ゲスの極み乙女。
禁断の多数決、水曜日のカンパネラ、
ヤバイTシャツ屋さん、岡崎体育
などなど昔から変な名前つける人、いっぱいいるけど
Youtubeで音楽聞いてたら・・・ん？
なんかヤバそうな名前をつけてる人がいたｗｗｗ
「ラブリーサマーちゃん」すげえ名前だな
いったい誰だよ！ってことで調べることにしました。
ラブリーサマーちゃんって何者？
1995年7月29日生まれの現役大学生で出身地は東京。
身長は155cm 体重は・・・わかるわけないですよね～
てっきり相対性理論みたいな女子ヴォーカルの
バンドだと思っていたんですが全然違いました
キャッチコピーは
若くて多才で素直、可愛くて優しいピチピチロックギャル21歳
実は彼女、顔は公開していません
理由はカワイイと思ってもらえるかもしれないから
名前の由来を調べてみると
本名を英語表記に置き変えたもののよう
本名：今泉 愛夏（いまいずみ・あいか）
ラブリー＝愛、サマー＝夏で
ラブリーサマーちゃんね、なるほど・・・
想像してたのと違う！真面目かっ！
もっとぶっ壊れた感性の持ち主だと思ってました
彼女の検索関連ワードに”いずみたく”てのがあるんだけど
これは彼女のお祖父ちゃんにあたる人で
作曲家のいずみたく氏のこと、へ～・・・誰？
名前聞いてもピンとこないけど
代表曲を調べるとスゴっ！！
有名な方だったんですなぁ
“見上げてごらん夜の星を”“夜明スキャット”“いい湯だな”
うわ～、なんか一気にセレブ＆サラブレット臭が出てきたなぁ
音楽を始めたきっかけは？
自分で音楽を作るようになったのも、家にあった
アコースティックギターを弾き始めたのが始まりで、
ピアノも小さい頃から習わせてもらっていたそうで
無意識に影響は受けているかもと言っていますね
周りの好きなことをやっている人たちに影響され
中3の夏に、「老後もやれる趣味がほしいな」と思い
音楽をはじめたらしいですよ、中3で老後って・・・
真面目かっ！それとも一周回ってふざけてるんか
天然なのか、よくわからん
高校では軽音部に入り、いくつかのバンドをかけもちで
活動していたが高3になってバンドが全部解散
新たなバンドのメンバーを集めるために、デモ音源を作り始める。
18歳の誕生日に録音機材（MTR）をプレゼントして
もらったことがきっかけで宅録をはじめ
それをネットにアップロードしたところ
業界の人の目にとまったようです
略歴
略歴を駆け足で紹介
2014年
音源の投稿をサウンドクラウドにはじめてから
半年でコラボ音源を配信リリース
1年ほどでワンマンライブを成功させています
他に主だったところでは
tofubeatsの「ディスコの神様feat.藤井隆」にコーラスで参加
10代限定ロックフェス「閃光ライオット」に応募するも落選
ちなみにこの年に出場し、今一番ネームバリューがあるのは
ぼくのりりっくのぼうよみ でしょうか・・・
というか他の方は知りませんでした、すんません
2015年
2月 作曲家 芳川よしのと共作でCD「よしよし、サマー！」をリリース
7月 20歳の誕生日に初めてラブリーサマーちゃん単独名義での音源
「ベッドルームの夢」をiTunesで配信限定でリリース
8月 二度目のワンマンライブ
9月「ベッドルームの夢e.p」を完全限定生産でリリースし
11月 1stアルバム「＃ラブリーサマーちゃん」をリリース
2016年
4月、5月、6月と3か月連続でシングルをリリース
11月2日に「LSC」でメジャーデビュー
発売元は、斉藤和義、くるり
スガシカオのメジャー復帰作なんかを
出し、わりと信頼感がもてるSPEEDSTAR RECORDS
オリコンチャートでは26位と好発進
初の単独名義リリースからは完全に商業ペース
本来は1年早くメジャーデビューするつもりだったらしいが
曲作りに煮詰まってたらしく、もともと多作なタイプではないみたい
音源投稿から着実にフィールドをひろげ2年半でメジャーデビュー
音楽性
彼女の歌だが、声質や歌い方に
やや特徴があるもののハッキリ言って
特別な”何か”があるわけじゃない
強いて言うなら”普通”
これは悪く言ってるわけではなく
この”普通”さが彼女の作る曲と
相まって宅録女子を強調してる気がする
一部のスゴすぎる人たちは除くが
歌が上手い人でも曲にあってなければ
あ～、歌上手だねぇで終わってしまうし
彼女もそれがわかっていて
歌唱力で勝負するような曲は一切ない・・・と思うｗ
一方、楽曲のほうはカテゴライズしづらい
特に「LSC」は雑多な感じをうけるが、
彼女の声質のおかげか
統一感もある印象で聴きやすい作品
しかし代表曲は？と聞かれると
選ぶ人によって結構バラバラになるんじゃないかと思う
アルバムのリードトラックでもある
①「あなたは煙草 私はシャボン」
こちらはインディー時代のVer．になりますが
ドラムのハイハットが目立ちすぎもライブ感のあるミックス
聞き比べるとメジャーのミックスの上手さがわかりやすい一曲か
イントロのギターストロークから弾き語りの
よくあるシンガーソングライター系な感じか～と
思ったら空間系エフェクターを使ったギターリフ！？
この音色懐かしい、これだけでもやられるわ～
こいつはライブで轟音、爆音で鳴らして欲しいものです
後半のギターソロしてるバッキングもよい！
②「202 feat.泉まくら」
こちらはオサレ系な一品、ゆるゆるな感じがたまらない
切ない歌詞だが、ギターのループと声が心地よく
Dragon Ashが得意なタイプの曲みたいで個人的にはこの曲が一番好き
③「好きなもの」
これはリピート必至？、「LSC」の中では最もカラーが違う曲
サビの歌詞食べ物連呼がコミカルで強烈だが、
サビ前の曜日連呼部分がいい仕事してます
④「ベッドルームの夢」
この曲もギターの音色がタイムスリップさせてくれます
明るい曲調に対し歌の差し込み方が上手い
切なさ、儚さと言ったワードが浮かんでくる曲
彼女の曲は
ポップ、キャッチー、かわいいといった要素が
クローズアップされやすいと思うが
一番の魅力は既視感じゃないだろうか
見えないけどｗ
80年代後半～90年代頃の音楽を
若い感性でやっている感じがする
なんか聞いたことある気がするメロディー
(パクリとは違うのだよパクリとはｗ)は
よく耳になじみ、張りあげない歌声で
なんとも心地よく、シンプルな曲構成もよい
フリッパーズギター、コーネリアスあたりから
黒っぽさをひいた感じで伝わるだろうか
元々バンドを組んでいたこともあり
彼女はバンドが大好きなようでBlogや
インタビューの中でもちょいちょいバンドが登場する
スピッツ、ブランキー・ジェット・シティ、
ウィーザー、ソニックユース、プロディジー、
デス・キャブ・フォー・キューティー
マイ・ブラッディー・バレンタイン、
ティーンエイジ・ファンクラブ、オアシス
彼女の年齢から考えるとリアルタイムではない
バンドばかりですが、マニアックすぎず
彼女の楽曲にも影響が感じられる納得の面子
彼女に限った話ではないが
この世代が持つバックグラウンドは多様化していて
「え、何でそれ知ってんの？」みたいなことが起きたりと
インターネットの恩恵を感じさせてくれ面白い
ラブリーサマーちゃんの存在を全く知らなかったわけだが
80ｓ～90ｓが青春時代だった人たちの琴線に触れる要素が
多く、もっとたくさんの人に聞いてもらいたいですね
Sponsord Link