サラリーマンの常識?年度初めは働き過ぎで社会保険料アップ | D2通信

サラリーマンの常識?年度初めは働き過ぎで社会保険料アップ

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社会人の皆さ~ん、新入社員はもちろんのこと

中堅もベテランもそれぞれ異動があったり

転勤があったりで、4月は最も気合いのはいる月でしょうが

あっという間に定時時間も過ぎて、ほぼ毎日残業続き‥なんて

働き過ぎてる事はないでしょうか?

残業手当が入るから来月は自分にご褒美を‥

なんて喜んでばかりもいられませんよ。

金

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何故かというと4月から6月にもらったお給料で

その年の9月から翌年8月までの1年間の

社会保険料の額が決まるからです。

 

ここで言う社会保険料は健康保険料、

介護保険料と厚生年金の事。

介護保険料は40歳の誕生月から

健康保険料に上乗せされますので

40歳未満の方は今は関係なし。

雇用保険料はその月の総額で決まるので

今回は別にして考えましょう。

おおまかに説明すると4月~6月までのお給料を

平均した金額を健康保険と厚生年金の報酬月額表に

当てはめてみると自分の9月以降の社会保険料が

今からでもある程度予想できるのですが‥。

興味のない方も多いと思いますが、ぜひとも

知っていただきたいです。

 

例えば今年の1月に東京にある◯☓会社に

入社したばかりのAさん。21歳。

毎月20万のお給料から引かれる

健康保険料と厚生年金保険料は約2万7500円。

4月~6月と残業続きでお給料が23万になりました。

その時引かれる健康保険料と厚生年金保険料は

今までと変わらず約2万7500円なので、

実際にもらえる金額は3万もアップで

喜ぶAさん。Aさんのお楽しみのコンビニスイーツも

デパ地下スイーツにランクアップです。

また7月からはAさんの仕事も一段落。

定時で帰れる日々が続いて、まぁそれはそれで

プライベートな時間も取れるし良かったなぁ~と

思っていたAさんでしたが、10月に振り込まれた

お給料の額を見て「あれ?お給料がすっ、すくない‥」

給与明細を確認してみると

健康保険料と厚生年金保険料が約3万3000円に

なってる~!!約5500円もアップしているんです。

Aさんガックリです。(強制的に天引きされてしまう

保険料って損した気分になりますが、

知ってみるとそうでもないんですけどね。)

 

忘れた頃にやってくる‥とはまさにこれの事。

Aさんのようにならない為に出来ることは

何でしょう?残業するにしても毎月

まんべんな~く仕事をして、かたよった

残業をしない事でしょうか?

他にも忘れた頃にやってくるのはまだ有ります、

住民税。住民税のことはまた別の機会にしましょう。


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