C組コートジボワール代表の主力選手や戦術、弱点は?アフリカ最強?
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開幕まで50日をきり、いよいよ目の前に迫ってきた
ブラジルで行われるワールドカップ(以下W杯)
日本代表が予選の初戦(6/15)で対戦することになるのが
3大会連続出場となるアフリカ屈指の強豪国
コートジボワール(通称“エレファンツ”)
2014年4月10日時点のFIFAランクは21位
今回は、そんなコートジボワール代表に注目しました
チームのシステム(フォーメション)は?
現在の日本代表と同じ“4-2-3-1”
最終ラインは4バック
中盤の構成はダブルボランチに
攻撃的な選手を3人並べる2列目
そしてワントップという布陣
アフリカのチームらしく、フィジカル(身体能力)が高く
主な攻撃スタイルはアフリカのチームにありがちな
ロングボールを多用したカウンター型ではなく
日本と同様に中盤から攻撃を組み立てていくスタイル
しかしコンビネーションや細かくショートパスの使用頻度は低く
オープンスペースを使った攻撃が得点につながる事が多い印象
守備面でも組織的にゾーンで守るスタイルだが
しばしば集中力を切らし、あっさり失点する場面も・・・
予選での成績は?
W杯アフリカ2次予選 グループC(全6試合)
4勝2分 勝ち点14 得点15失点5の内容で
予選を通過し、グループリーグJ組通過のセネガルとの
最終予選に勝利してW杯出場を果たしています
強豪モロッコと同じグループで、この成績ですから
アフリカ最強はW杯グループGのガーナ代表か
このコートジボワールどちらかではないでしょうか
H=ホーム、A=アウェイ
2012/6/2 VSタンザニア 2-0H
2012/6/9 VSモロッコ 2-2A
2013/3/23 VSガンビア 3-0H
2013/6/8 VSガンビア 3-0A
2013/6/16 VSタンザニア 4-2A
2013/9/7 VSモロッコ 1-1H
最終予選
2013/10/12 VSセネガル 3-1H
2013/11/16 VSセネガル 1-1A
ついでに最近の国際親善試合
2013/6/12 VSガーナ 1-2☓
2013/6/14 VSガーナ 1-1
2013/7/6 VSナイジェリア 1-4☓
2013/7/27 VSナイジェリア 2-0
2013/8/14 VSメキシコ 1-4☓
2014/3/5 VSベルギー 2-2
主力メンバーは?
ネームヴァリューが一番高い選手は現代表の主将を務める
ディディエ・ドログバ(36)

189cm91kg、 アフリカ予選の成績(5試合3得点)
見た目からしてゴツく、ゴール前での存在感がハンパないw
その強靭な肉体を利したポストプレーに優れ攻撃の基点となる選手
ただ現在は第一線級とは言い難い・・・トルコのクラブ
名門チームのガラタサライでプレーしており、今季は
コンディションもあまり良くないこともあり、成績もパッとしません
そのドログバの後継者と目されている選手が
ウィルフリード・ボニー(26)

182cm88kg、 アフリカ予選の成績(5試合3得点)
独力での突破力ではドログバを大きく上回り
今回のW杯では得点源として期待されている・・・筈w
プレミアリーグ(イングランド)に所属する
ウェールズのチーム・スウォンジで活躍している
日本同様に二列目の3人の攻撃力が強烈なコートジボワール
トップ下の位置に入るのが現代表の顔と言える存在である
ヤヤ・トゥーレ(31)

188cm90kg、アフリカ予選の成績(6試合4得点)
プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーでも主軸を担う選手
迫力あるドリブルで攻め上がり、自ら得点を上げるだけでなく
得点につながるラストパスも持ち合わせ
フリーキックを蹴らせても抜群の決定力を誇ります
守備の局面でも高い位置からのプレスで貢献
ボール奪取能力も持ちあわせるなど、攻・守両面でチームを牽引する大黒柱
両サイドには、超攻撃的な選手を配置していて
代表チームの中でも崩しの局面で非常に重要な役割を果たしています
右サイドのジェルヴィーニョ(26)

179cm68kg、アフリカ予選の成績(7試合0得点)
所属チームはセリエA(イタリア)のローマ
ワイドな位置から仕掛ける高速ドリブルでチャンスを演出
左サイドには、かつてはドログバも所属していた
プレミアのチェルシーでプレーし
現在はリーグ・アン(フランス)のリールに所属する
サロモン・カルー(28)

184cm77kg、アフリカ予選の成績(7試合5得点)
やはりスピードに乗ったドリブルで局面を打開
攻め上がったサイドバックなどとのコンビネーションから
ゴールを奪う、得点能力にも優れた選手
これまでに名前を挙げた選手が
ほぼ全得点に絡んでいる自慢の攻撃陣
他の選手はザックリと紹介・・・でいいでしょうかwww
2枚のボランチのレギュラーを務めるのが
シェイク・ティオテ(ニューカッスル/イングランド/27歳)
180cm86kg、6試合に出場
ロマリッチ(バスティア/フランス/30歳)
186cm88kg、4試合に出場
共にトータルバランスに優れたセントラル・ミッドフィルダーで
前者は豊富な運動量で守備面では広いエリアをカバー、パスセンスも持ち合わせる
後者は広い視野を持ち、守備面よりも主に攻撃を組み立てる役割を担う
ディフェンスの要となるのがセンターバックの一角で
本来は中盤の底を主戦場としており
的確なポジショニングと読みで広い守備範囲を持つ
ディディエ・ゾコラ(トラブゾンスポル/トルコ/29歳)
180cm70kg、5試合に出場
ゾコラの相棒には、フィジカル面を活かした対人プレーに優れる
スレイマヌ・バンバ(トラブゾンスポル/トルコ/33歳)
192cm89kg、5試合に出場
この補完性に優れたコンビは不動のレギュラー
両サイドバックも攻撃力に持ち味がある選手で
右サイドを務めるのがリーグ・アンの中堅チーム(昨季10位)
トゥールーズFCに所属するセルジュ・オーリエ(22)
175cm75kg、5試合に出場
W杯予選のガンビア戦(2013/6/8)で
代表デビューしたばかりですが
サイドバックならば右でも左でも機能し
加速性能を活かした攻撃参加に持ち味
左サイドにはブンデスリーガ(ドイツ)のシュツットガルトに所属する
アルトゥール・ボカ(31)166cm67kg、4試合に出場
リーグ・アンのモンペリエに所属する
シアカ・ティエネ(32)176cm72kg、3試合に出場
共に実力者でもある2人が激しくレギュラー争いを演じている
最後に長年に渡りゴールマウスを守ってきたキーパー
ブバカール・バリー(34)180cm69kg、代表通算79試合に出場
監督は?
かつては日本代表を率いたフィリップ・トルシエが
監督を務めたこともあるらしいのですが(1993)
現代表監督もフランス人監督、サブリ・ラムシ (42)
2012年5月からチームを率いています

攻撃力に持ち味のある選手を多数擁する現代表チームを
フランス人監督らしく、手堅くまとめている印象
個人的にはもっとバッキバキに攻める姿が見たいところですがw
攻撃時にも人数をかけすぎずに、とにかく攻守のバランスを重視
前がかりになりすぎてカウンターを喰らう場面も減少し
前回大会(2010)よりもチームとして仕上がっている気がします
攻略するには?
選手層が厚いとは言えず、特に前線の選手、センターバックなど
代えの利かない選手が多いことが最大の弱点・・・
4月16日にはヤヤ・トゥーレが負傷(最長で2週間離脱)の
ニュースも入り日本代表に取っては喜ばしいところでしょうかw
そう言えばドイツW杯直前の試合でドログバが闘莉王選手と接触し負傷!
その影響もあってかW杯ではグループリーグ突破は
ならなかったなど、トルシエといい何かと日本と縁があるような・・・
その試合は2点を取られ、いいところなく完敗という内容でしたが今回は?
特に穴のないチームですが、パフォーマンスにムラがありますね
(3月のベルギー戦はヒドかった・・・w)
日本のストロングポイントである細かいコンビネーションは
対戦国にとっては厄介でしょうね、スタミナのあるうちは
対応できても疲れの出る時間帯には必ず大きなチャンスを
作れるはず・・・と言ってもこちらが先に疲れては、どうにもならないのでw
前半は相手を走らせるためにも、じっくりとパスを回して
後半勝負というゲームプランが最善かと!
しかし集中力が要求され、守勢に回ってしまうと脆さのある
日本代表にとっては長い時間帯、我慢を強いられる
かなり厳しい戦いになりそうです
特に気をつけたいのが苦手としているセットプレーの守備
体格面では大きく劣るので脅威ですね
ある程度の失点は覚悟して焦らずにプランどおりに
ゴールを目指したほうが勝機がありそうです
とにかくグループリーグの初戦がどうなるか楽しみです
それにしても、この試合だけ開始時間が22時(現地時間)ってどうなのよ?・・・
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