W杯C組ギリシャ代表の実力は?主力選手とプレースタイルや弱点 | D2通信

W杯C組ギリシャ代表の実力は?主力選手とプレースタイルや弱点

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日本では本田選手のミラン移籍が連日報道され

注目を集めている“海外サッカー”ですが

気がつけば、ブラジルW杯まであと154日(1月9日現在)

約五ヶ月後には本大会を迎えるわけですが

日本代表がグループ突破できるのかが非常に気になるところです

日本はグループリーグC組で対戦するのは

コートジボワール、ギリシャ、コロンビア

今回は最も重要だと思われる

ギリシャ戦について書いていこうと思います

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ギリシャ代表と言えばEURO2004でまさかの優勝

印象に残っている人も沢山おられるんじゃないでしょうか?

特に強いチームの印象もないのですがw

FIFAランクも12位と何故か成績はいいようです

 

EUROで優勝したチームを率いていたのは

ドイツ人のオットー・レーハゲル監督

徹底したマンツーマンディフェンスや

極端と呼べる程に守備偏重なスタイルを導入し

自陣に引いてしっかりと守ってらのカウンターと

面白みはないけれど、堅実なチームに!

幸いこの智将は2010年のW杯南アフリカ大会を最期に辞任しています

しかし現在でもこのプレースタイルがチーム作りの基礎になっています

 

現在の代表チームは4人のディフェンダーを並べる、4バックを採用

(EUROでは3バックでした・・・実質5バックという試合もありました)

大量3点を献上したボスニア・ヘルツェゴビナ戦を含む

W杯予選での総失点がわずか6点

しかもセットプレーなどによる失点だけで

崩されての失点はありませんでした

 

予選では自慢の守備力の高さを見せつける結果になりましたが

その要となるセンターバック(CB)の二人は

高さ、判断力とも優れていて強力ですね

日本のワントップ(FW)は満足の行く仕事をさせてもらえない確率大です

キリアコス・パパドプーロス(21)

クラブチームでは内田選手とチームメイト(現在は怪我で離脱中)

ソクラティス・パパスタソプーロス(25)

今季、かつて香川選手が所属していた

ブンデスリーガの強豪ドルトムントに移籍しました

 

この二人の後ろに控えるGKのオレスティス・カルネジス(28)

的確なポジショニングでミスも少ないと手堅い印象です

中央がダメならサイド・・・が手薄かというと、勿論そんなことはなく

両サイドバック(SB)とも守備の意識は高く

機をみてのカウンター時の攻め上がりには定評があります

ホセ・ホレバス(29) は地元の名門オリンピアコス

バシリス・トロシディス(28) もイタリアの名門クラブASローマに所属

世界を舞台に活躍、結果も残している選手です

 

中央の守りが固いために、このサイドの攻防が

非常に重要になってくるわけですが

長友選手と香川選手で形成される左サイドは

日本のストロングポイントとも言われているので

ギリシャは、こちらのサイドは完全に潰しにくるんではないでしょうか

となると右サイドが勝負どころとなるかもしれません

サイドバックに内田選手を使うのか、酒井弘樹選手を使うのか

その前は岡崎選手を使うのか、清武選手を使うのかと・・・

組み合わせで様々なバリエーションが組めそうですが

試す時間があるか微妙なところですね

 

日本攻撃の起点となる本田選手にも

ピッタリとマークが貼り付くはずですね

そんなタスクを負うのは中盤の底でアンカー役の

アレクサンドロス・ツィオリス(28)あたりでしょうか

攻撃の起点をことごとく潰される

我慢比べのような試合展開になりそうですね

 

さらに厄介なことに、得点力に難のあったギリシャにも

遂に攻撃陣にも優秀なタレントが出てきてしまいました

FWのコンスタンティノス・ミトログル(25)ですね

この選手も自国リーグの名門オリンピアコスに所属

欧州予選プレーオフでは2試合で3得点を記録など

W杯出場を決める原動力になっています

 

日本が最も気をつけなければならない選手は

この人になるでしょう

ミトログル選手のプレースタイルは

188センチと長身ながら足下もうまく

精度の高い左足からのフィニッシュが持ち味と

コロンビアのファルカオ選手に似たタイプの万能型ストライカー

シュートも積極的に撃ってくるし、シュートレンジも結構広いです

特にシュートの射程距離には気を配ってもらいたいですね

オランダ戦のロッベンに決められたシーンもそうでしたが

(この得点は仕方なかったけど・・・凄かった!)

結構早めに撃ってくるので、眼を離さない事が重要です

 

ギリシャの攻撃を担う前線は、彼を含む3人で構成されていて

他に193cmと高さが怖いゲオルギオス・サマラス(28)


突破力に優れるディミトリス・サルピンギディス(32)

この3人にセントラルMFの一人が絡んで攻撃を仕掛けてきます

深いところからも“いいパス”が出ますので油断できませんよ~

 

攻撃はあくまでもリスクを冒さずに

攻めの人数は4人、多くて5人程度で

崩しもシンプルなものが多いように感じます

攻撃に関して言えば、韓国に似てなくもないですね

シンプルにFWにボールを預けるロングレンジのパスや

サイドからのクロスに合わせる、得点率の高いセットプレーなどが脅威になります

身長高いですからね!セットプレーの守りが弱い日本は要注意です

その韓国とギリシャが親善試合とは言え

W杯前の3月5日にギリシャのピレウスで対戦することが決まっているので

この試合の内容は日本にとっても、いい判断材料になるのではないでしょうか

 

ギリシャのゲームプランでは自陣の浅いところまでは

ボールを持たせてあげて、バイタルエリア付近は

ガッチリ守って、ボールを奪ったら前線へ

ロングフィードして少ない人数で先制点、恐らくこんな感じでしょう

 

勿論、日本にもコンビネーションで崩すシーンが見られると思いますが

特にオランダ戦で大迫選手のラストパスを本田選手が決めたシーンのような

攻撃ができれば、得点のチャンスもグッと広がるんですけどね

ヨーロッパでは、あんなに狭いエリアでパスを繋ぐチームは少ないので

ああいった攻撃に対応できるのかは、未知数ですし

あのプレーは世界でも十分通用する程、いい得点シーンでした

 

引いてる相手ではDFの裏を取るのは難しそうですが

折角、引いて守ってくれるのなら、ドリブルで仕掛けて

セットプレイを得ることが出来るような展開に持ち込めば

得点チャンスは更に広がりますね

その為には、香川選手に前を向いた状態でボールを回したい所です

ザック、乾選手使ってくれないからなぁ~・・・w

キーマンはワントップに入る選手と遠藤選手あたりでしょうか

本田選手や香川選手へのマークはどこと対戦しても厳しそうですからね・・・

 

例え初戦に勝っても、負けても

この試合は必ず勝たないと後が厳しいです

(コロンビア相手は強い!)

その為には、先制点を与えないことが最重要課題です

相手も先制すれば勝てるとなめているでしょうから・・・

 

前半は相手も集中力が高いので

無理してゴールを狙うのではなく

相手を焦らすようにじっくりと、できれば相手を動かして

疲れさせてから、後半一気に勝負をかけたいところです


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