ファルカオに気をつけろ!FIFAランク上位コロンビア代表の実力は? | D2通信

ファルカオに気をつけろ!FIFAランク上位コロンビア代表の実力は?

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2014年にブラジルで行われるワールドカップの

組み合わせや日程が発表されていますね

日本の初戦は6月15日(日)コートジボワールと対戦

続く2戦目が5日後の6月20日(金)ギリシャ

そしてグループリーグの最終戦となるコロンビア戦は

これまた5日後の6月25日(水)となっています

対戦国をFIFAランキングで見てみると・・・

コートジボワール17位,ギリシャ12位,コロンビア4位

ちなみに現在(※2013年11月)の日本の順位は48位です

対戦国でFIFAランクが4位と一番高いコロンビア代表の実力とは?

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コロンビア代表のFIFAランキングは

2年前の2011年12月の時点ではFIFAランク36位

翌年の2012年12月では5位にまでランクが上がっています

約1年で大幅に順位を上げていますが・・・

そもそもFIFAランキングって、どうやって決めているのか?

ランキングが高い国は本当に強いのか?

(日本も約1年前は21位でした)

気になりますね

このランキングは1993年から始まったものらしく

数値で各国のAナショナルチーム(A代表)の強さを表したものです

ランキングが高いと予備予選の免除など多少の恩恵もあるようですね

 

2006年7月12日から、現行のランキング作成方法に改定され

過去48ヶ月間の国際Aマッチが対象となっていて

①あらゆる国際Aマッチにおいての勝ち点

 勝ち:3点、引き分け:1点、負け:0点

ただし、PK戦において勝敗が決した試合に関しては勝ち:2点、負け:1点とする

②国際Aマッチには4段階の重要度(数値)が設定されていて,当然重要な試合でのポイントのほうが高い

 例.親善試合は低くて,ワールドカップは高い

③他に対戦国の強さや大陸連盟の強さなどにも数値が設定されています

①~③の要素から計算されたポイントでランキングを行っているようですね

この方式に変わってから,特にアジア勢がランキングをあげるのが難しくなっているようです

 

次にFIFAランキング上位の国を見てみると

1位スペイン、2位ドイツ、3位アルゼンチン、5位ポルトガル

6位ウルグアイ、7位イタリア、8位スイス、9位オランダ、10位ブラジル

となっています

4位のコロンビア、6位のウルグアイと8位のスイスは意外な気もしますが

他の面々は、さすがにワールドカップ常連の強豪国ばかりですね

 

コロンビアはワールドカップの南米予選を16戦9勝4敗3引き分け

総得点27総失点13の成績でアルゼンチンに次ぐ2位で通過しています

ブラジルとの対戦がないとはいえ,曲者ぞろいの南米を2位通過ですから

ランキング4位という成績に見劣りはしない実力はありそうです

 

コロンビア代表といえば,この選手を思い浮かべる人も多いのでは?

天才司令塔カルロス・バルデラマ

バルデラマ

1990年代には彼を擁して魅力溢れるサッカーを体現していたコロンビア

90年には28年ぶりにワールドカップに出場し

イタリアで行われた本大会ではグループリーグ突破の好成績を残したが

94年のアメリカ大会では優勝候補筆頭にも上げられるも活躍できませんでした

98年以降は目立った成績を挙げることもできず低迷し

本大会出場はなんと16年ぶりだとか!

 

しかし2012年に入ってから転機が訪れます

コロンビアのサッカー連盟は頑なにコロンビア人指揮官にこだわってきましたが

アルゼンチン人ホセ・ネストル・ペケルマンが監督に就任

すると2月のメキシコとの親善試合でいきなり2-0の勝利と最高のスタートを切ります

その後のワールドカップ予選5試合を4勝1敗という好成績で乗り切った

 2013/11/19  オランダ 0 – 0 コロンビア  国際親善試合
 2013/11/14  ベルギー 0 – 2 コロンビア  国際親善試合
 2013/10/15  パラグアイ 1 – 2 コロンビア  ワールドカップ2014南米予選
 2013/10/11  コロンビア 3 – 3 チリ  ワールドカップ2014南米予選
 2013/9/10  ウルグアイ 2 – 0 コロンビア  ワールドカップ2014南米予選
 2013/9/6  コロンビア 1 – 0 エクアドル  ワールドカップ2014南米予選
 2013/8/14  コロンビア 1 – 0 セルビア  国際親善試合
 2013/7/3  コロンビア (7)1 – 1(8) 韓国  U-20ワールドカップ2013
 2013/6/28  エルサルバドル 0 – 3 コロンビア  U-20ワールドカップ2013
 2013/6/25  トルコ 0 – 1 コロンビア  U-20ワールドカップ2013
 2013/6/22  コロンビア 1 – 1 オーストラリア  U-20ワールドカップ2013
 2013/6/11  コロンビア 2 – 0 ペルー  ワールドカップ2014南米予選
 2013/6/7  アルゼンチン 0 – 0 コロンビア  ワールドカップ2014南米予選
 2013/3/26  ベネズエラ 1 – 0 コロンビア  ワールドカップ2014南米予選
 2013/3/22  コロンビア 5 – 0 ボリビア  ワールドカップ2014南米予選
 2013/2/6  グアテマラ 1 – 4 コロンビア  国際親善試合

一体何が変わったのか。

以前から守りに関してはそれなりに選手も揃っていたが、攻撃が・・・www

攻める決め手がなく相手陣内でボールを回すという、攻撃面では日本に似てなくもないチームだったはず!

チームは縦へのスピードある攻撃と

ベテランを中心に守り抜くディフェンス力が融合し、

攻守のバランスが取れたチームへと変貌

プロ意識を高め試合に集中できる環境作りをするために

代表合宿中には知人やサポーター、家族との面会禁止などチームの意識改革

と精神面でも大きな変化をもたらしています

ワールドカップ出場を決めたチリ戦では

前半途中で0-3とされるが、同点に追いつき出場権を獲得

「良い選手が揃っているだけではワールドカップ出場は達成できなかった

逆境に今日に立ち向かい前進するという強い気持ちがあったからできたことだ」

と監督もメンタル面の成長を褒め称えるコメントをしています

 

戦術面ではこれまでのところ、ロングレンジのパスを駆使して

一気に相手ゴールへと迫るスタイルを採用しています

コロンビアのサッカーは中盤でリズミカルにショートパスをつなぐのが伝統でしたが

(これはスペインの植民地だったことが影響しているのかもしれませんね)

現在のスタイルは縦に早いサッカー、この戦術を可能にしているのが

前線を任されているラダメル・ファルカオ(モナコ)ですよ!

ファルカオ

名前こそメッシやC・ロナウドのように有名ではないものの(あの二人が異常なんですけどw)

万能タイプのストライカーとして非常に完成度が高い選手です

コンビネーションも使えるし、スピードも速く、フィジカルも強いとw

さらに厄介なのはDFの裏に抜けるタイミングの良さと決定力の高さ

撃ったシュートが枠に飛ぶ確率がかなり高い選手です

デキるインザーギ(元イタリア代表)というかw

インザーギ選手も凄いんですけどねw

この選手を抑えられるDFの選手は国内に・・・

 

そして前線のファルカオにボールを供給するのが

Jロドリゲス

代表で背番号10をつけ、バルデラマの後継者と言われているハメス・ロドリゲス(モナコ)

バルデラマ本人も後継者として認めているそうですよ

J・ロドリゲスは力強いドリブルや鋭いスルーパスを持ち

自らの得点能力も高いというまさに10番

またファルカオとはクラブチームでも一緒なので

コンビネーションには全く問題ないでしょう!

ただ、最近は少し干されているとか、この状況はいつまで続きますかね

この選手も野放しにしては危険すぎます!かといって誰がつきますかね?

長谷部か遠藤・・・いっそ長友でもつけて10VS10のつもりでやったほうがいいんじゃないですかねw

 

この前の親善試合で日本とも戦ったベルギー戦ではこの二人で得点を挙げています

J・ロドリゲスがDFの裏を狙って走るファルカオへスルーパス

このとき,J・ロドリゲスの前にはドリブルを阻止しようとDF(ディフェンダー)が

3人ついていて,ファルカオはフリーに(これはベルギーのミスですね)

これが見事に通り,GKとの1VS1に,GKをかわす際に

ボールに少し触れられるもあせることなくGOAL!

 

J・ロドリゲスのドリブルが怖くなかったら3人もつきませんからね

パスもDFの股を通すニクいパスでしたw

試合は、アウェーのコロンビア代表が2-0で勝利しています

とはいえ、決定機が多かったのはベルギーの方でした

ポストに嫌われたりと運がなかったようです

 

戦術のキーマンはこの二人ですが、厄介なことにコロンビアは

この二人だけのチームではないんですね

他にも注意すべき選手がまだ、いるんです

クアドラードグアリンといった攻撃的なMF、二人共、単独での突破力がありますし

パスもJ・ロドリゲスほどではないですけど持っています

嫌な前線だな~w

両サイドバックも運動量が豊富で攻撃的な選手でスニガアルメロ

これ、日本が嫌いな(苦手な)タイプのチームですよ

日本は人数をかけて攻めることが多いので、シュートが打ちきれなくて

カウンターをくらった時の脆さが弱点の一つなので、ロングパス一本で

決定機を作られてしまうと・・・前に出ていけるかなぁ

ロングパスがなければ似たようなスタイルなのでガチンコ勝負で面白いんですが・・・

できればコロンビア戦までにグループリーグ突破決めておいて欲しいですね

 

 

 


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